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経済学の効率的勉強法



スキー、ゴルフ、テレビゲームなど、どのようなことを学ぶにも『コツ』があります。もちろん、その『コツ』は経済学にもあります。
経済学という学問は数式やグラフを用いることから、それだけで毛嫌いしてしまう人も多いでしょう。
しかし、ここで経済学を勉強するための『コツ』を習得すれば、今後の学習に大いに役立つのではないかと思います。

1. 日常会話で実感を持って考える
経済学では、数式やグラフを用いることがしばしばあります。
しかし、その数式やグラフを、そのまま理解しようとするとわけがわからなくなってしまいます。
ですから必ず、日本語で、しかも日常会話で、「要するにこういうことなのか!」と実感を持って理解してください。

2.経済学の思考パターンを身につける
経済学にはパターン化した思考方法があります。これをしっかりと身につけることが重要です。

経済学とは、現実経済を分析する学問です。
しかし、現実経済は複雑過ぎて、そのままでは分析できないという問題点がここにあります。
ですから、経済学者は、色々な仮定を置くことにより複雑な現実経済を分析可能な限り単純化し、
その単純化された模型(これを理論モデルといいます)を分析し、そこから結論を出します。
その結論がよいかどうかは、現実経済をどこまで説明できるかによって決まります。

ですから、経済学の思考パターンとは、

1.定義の明確化
2.仮定の設定
3.モデルの分析
4.結論
5.現実妥当性の確認
  となります。
(詳しくは、拙著『試験攻略 経済学入門塾Tマクロ編』中央経済社p4〜12を参照。)

この経済学の思考パターンを理解したところで、このパターンどおりに各論点を理解していきます。
そして、実際、論文試験などを受ける場合、論文の答案構成も以上の思考パターンの順番で行えばよいのです。

とはいえ、この思考パターンは一朝一夕に身に付くものではありません。
何回も繰り返しているうちに身に付いてくるものなのです。
具体的な勉強方法としては、思考パターンに沿って本を色分けすることです。
私は、講義でも、思考パターンに沿って色分けをするように指導しています。
この方法を採れば、2回目に読むときには、色分けしてありますので、
自然と、思考パターンを意識して復習できるようになります。

ちなみに、私の色分けは、以下の通りです。

1.定義はピンク。
2.仮定は水色。
3.分析は黄色。
4.結論はオレンジ。
5.現実に妥当する部分(長所)は緑。
6.現実に妥当しない部分(短所)は紫。



以上は全般的な勉強法ですが、試験の傾向により勉強方法に違いも出てきます。
試験別の勉強方法については、公務員試験・資格試験<傾向と対策>をご覧ください。







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